2017.07.04 Tue

樽詰め生のクラフトビールを小ロットで提供できる新しいシステム。
キリンビールが始めたタップマルシェを導入しました。
東京の方ではかなり普及しているようなのですが、横浜ではまだ導入している店はそれほどなく、特に市南部の方では当店が初めてのようです。
以前からギネスとバスの樽生は扱っていたので、今回は味わいの傾向が重ならないように比較的ライトタイプのクラフトビールを中心に4種始めることにしました。
オンザクラウド。
Eパイント990円、Eハーフパイント540円。
スプリングヴァレーブリュワリーが醸造するウィートエールです。
小麦を使うことで醸し出される柔らかさと白ワインのようなフルーティーな香りが特徴。
ブルックリンラガー。
パイント990円、ハーフパイント540円。
ブルックリンブルワリーが造るアーバンラガー。
ニューヨークNo1クラフト-ビールと言われています。
爽やかな飲み口と華やかなホぷの香り、カラメル麦芽の余韻が楽しめます。
常陸野ホワイトエール。
パイント990円、ハーフパイント540円。
常陸野ネストが造るベルジャンホワイトエール。
コリアンダー、オレンジピールにナツメグを加えた薄濁りの小麦ビール。ハーブによる爽やかな香りと小麦麦芽からくる柔らかな味わい。
グランドキリンJPL。
パイント890円、ハーフパイント480円。
キリンビールのスペシャルキュヴェ。JPLとはジャパンペールラガーです。
国産麦芽の豊かで香ばしい味わいと余震、国産ホップのフローラルな香りが特徴です。
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2015.08.23 Sun

ベルギービールのレフ。
当店で扱っているのはブロンド。660円税抜き。
シメイと同じく修道院ビールですが、シメイの『トラピスト』に対して、こちらはレフ修道院からライセンスを得て醸造会社が作る『アビィビール』。アビィとは修道院の意味です。
厳選された香り高いモルトを使用しているため、専用のグラスに注ぐとほかのビールでは見ることのできないような輝く深い黄金色が現れます。
独特なフルーティな香りと、豊満なフルボディーな味わい。そして、甘さと香りのバランスが絶妙です。
クリアな色からは想像できないフルーティな味わいで、果汁でも入っているかのような強いフルーツのフレーバーが広がります。
中盤はふんわりとしたアルコール感が心地良く、後味にはすっきりとした辛味が残ります。
おすすめのビールです。ぜひ味わってください。
2015.08.01 Sat

連日、最近あまり感じたことのないような、身体の限界を感じるほどの暑さが続きますが、そのため喉の渇きを癒す樽生ビールがよく注文されます。
特にすっきりとしたした味わいの中に、日本人にもなじみやすい癖のない香りと旨味やコクのあるバス・ペールエールの人気が高いようです。
キリンビールが輸入しているギネス樽生と同じように、アサヒビールがイギリスから空輸しているバスペールエールの生樽。
ギネスより小さな10リットルの樽に詰められて来るので、輸送コストはかさみますが、回転が速く新鮮さを保つことが出来ます。
薬剤を使うギネスと違い、洗浄は一般のビールと同じで、使用後、毎日水を流してチューブを洗浄し、休み前の日曜日にさらにスポンジを通してチューブの汚れを落としています。
バスペールエールは日本のビールと違い醗酵後、酵母が液面に浮き上がる上面醗酵のエール。ちなみにペールとは色が薄いという意味です。
比較的コクの強いエールですが、バスはコクの中にすっきりとしたキレと、バランスの取れた苦味、フルーティーな香りが特徴的です。
これだけを目当てにご来店なさる方も多い、日本のビールにはない芳香さと洗練さを持ったビールです。

2014.10.25 Sat
2014.02.24 Mon

ベルギー産の上面醗酵ホワイトビール『ヒューガルテン』790円。
原材料にミネラル豊富な水、大麦、小麦、ホップ、コリアンダー、オレンジピールなどを使用して造られています。
無ろ過で瓶詰めしているため、酵母が生きた、ワインのように瓶内熟成を楽しめるナチュラルビールです。
ホワイトビールらしく淡黄色の乳白色をしたフレッシュで、非常にフルーティーな味わいはベルギービールが初めての方にもおすすめです。
紀元前58年のカエサルによるベルギカ地方遠征時には既に各地でビールが造られていたという記録があるほど、古い歴史のあるベルギービール。
そして、中世に修道院の修道士によって作られはじめたのが、広がりの始まりと言われています。
ベルギーでトラピスト、アビィ、ホワイト、ランビック、フルーツなど多種多様なビールを生んだ背景には様々な要因があると言われていますが、国の緯度が高く、ワインを作成するのに向く良質な葡萄がとれず、ワインが発達しなかった事が主な要因のようです。
そして、19世紀に入るまで主流であった自然発酵製法(ランビック)に向く好条件が揃っていたことや、ドイツやチェコほどの良質なホップがとれなかったこともあり、ハーブやスパイス、フルーツを使用した醸造法が近年まで受け継がれたようです。

レフ・ブラウン。690円。
シメイと同じく修道院ビールですが、シメイの『トラピスト』に対して、こちらは、レフ修道院からライセンスを得て醸造会社が作る『アビィビール』。アビィとは修道院の意味です。
ブラウンは焙煎したキャラメルモルトを使用した深い茶色のビールで、グラスに注ぐと輝くようなブラウンカラーに驚きます。
焙煎による香ばしさと、リンゴのようなフルーティーな甘味が余韻に残ります。