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佐藤勝彦さんの絵
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店内に飾ってある17枚の絵は、すべて奈良の画家、佐藤勝彦さんの絵です。
25年位前に、京都の先斗町画廊で購入しました。
バブル全盛期、まだ父の元で経営していた頃、父が他のすべての店の分と併せて、店内に飾るための買ったものです。
これだけの枚数の佐藤捷彦さんの絵を、購入することは今ではとても難しく、このことに関しては父にとても感謝をしています。
もし、この絵が無かったら店の雰囲気も、まったく違うものになっていたのかもしれません。
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この大きな花の絵が一番気に入っている絵です。
とても力強く、なぜか心を落ち着かせるエネルギーに溢れています。
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命に感謝し、さらに日々無事であることにも感謝し、欲を持たず、そのままの自分を大切にする。
この絵たちに囲まれて仕事をしてきたことが、今の自分に繋がる大きな理由だったのかもしれません。
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現在は奈良県に在住の佐藤勝彦さんは72歳。
日本独自な民芸的な表現の側面と、禅の教えに近い宗教的な世界観を持ち合わせた、独自の想像力による強烈なエネルギーを持った作品を、今でも毎日精力的に生み出しているようです。
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|11:15:02|店内&店まわり | comment(0) | trackback(0)
横浜ウォーカー取材
2013-07-16 15.44.53
昨日は久しぶりに雑誌、横浜ウォーカーの取材を受けました。
横浜ウォ-カーはかなり以前に金沢文庫特集に企画の時、受けたことがありました。
以前は全国版の月刊誌や、新聞にも掲載されたことがありましたが、最近はメディア系からのそういう話はほとんど来なくなっていました。
特に2000年以降は、新しいスタイルの時流にあった店がメディアの主流になり、うちの店のような繁華街でない場所で独自のスタイルを貫く店は、時流から外れてしまっていたようです。

今回の話は、地元食材の特集の中で、やまゆりポークを使っているということで話を戴き、専門性があったので受けることにしました。
実は同じライターの方から、春に筍の丸焼きでも話を戴いていて、その時は時期的な問題でお断りしていました。

時代の変化とともに雑誌の役割も変わってきているようで、以前ほど若い人の一見さんを呼び込むだけの意味から、紙という記録が残る情報として、専門性が強いしっかりとした情報に変わりつつあるのを、ライターの方との話の中で感じました。

実際、スマホの普及により、情報の早さや広がりのスピードではSNSが圧倒的に有利になり、雑誌自体の情報媒体からの衰退は顕著になりつつあります。
逆に当店のように、時流とは全く関係ない専門性を追求している店は、この先、雑誌との相性はよくなるのかもしれません。
|10:07:07|店内&店まわり | comment(0) | trackback(0)
クレソンの花
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釜利谷の小川で見つけたクレソン。今は店の蹲に入れて、咲き出したその花を楽しんでいます。

安倍首相は27日、千葉県の幕張メッセで開催されたインターネット動画サイト「ニコニコ動画」主催のイベント「ニコニコ超会議2」に参加し、ヘルメットに迷彩服姿という出で立ちで、自衛隊が展示していた新型戦車「10式戦車」に笑顔で乗り込んだそうです。
「ニコニコ超会議」については、「右翼傾向のインターネット協会が主催する博覧会」と紹介するメディアもあり、日本の右傾化を懸念する報道が相次いだようです。

国会でも靖国参拝に対する韓国や中国の抗議に対し「脅かしには屈しない」と答弁したりと、ここのところかなり自身の国粋主義が目立ち始めているようです。
それに対し、米国など世界の有力メディアが、安倍首相の最近の発言を取り上げ、「過去を否定し、侵略を当然視する妄言」として強く非難したようです。

米紙ワシントンポストは27日の社説で、「経済や国防などの画期的な動きで期待を集めた安倍首相が、自身のゆがんだ歴史認識のために、これまで成し遂げたすべてのことを危険にさらす」と指摘。
そして「安倍首相の妄言で、韓国と中国が激怒するのは理解すべき反応。数十年前の歴史を正直に認め、ヨーロッパで確固たる地位を占めたドイツのように行動することが、日本ではなぜ難しいのか」と問い返しました。

米紙ウォールストリート・ジャーナルも27日、安倍首相の相次ぐ「過去への逆走」を非難したようです。
同紙は社説で、「第2次世界大戦を誰が起こしたのか。地球が太陽の周りをまわっているのかという疑問と同様に、異論の余地がない問題だが、安倍首相は新しい解釈をしている」と皮肉りました。
続いて「日本は米国の同盟国ではあるが、安倍首相の『不名誉な発言』は、国際社会で日本の友人を増やすことないだろう」と批判しました。

さらにフランス紙のフィガロは、「安倍首相は改革主義者の反動主義に変化している」と非難。
「特に日本経済が回復し、これまで埋もれた国粋主義者の姿が再び見え始めた。自衛隊法を改め、正規軍に転換しようとしている」として、日本の右傾化を警戒しているようです。

日本のマスコミは支持率の高さからまだ控えめに報道しているようですが、このまま参議院選挙を圧勝し、憲法改正要因を緩和する96条に手を付けるようだとしたら、世界中で本格的に問題になるのかもしれません。

ただ、これだけの支持率があるということは、やはり日本人の資質の中に国粋主義的な部分が存在しているのは仕方がなく、戦争は諦めるしかないのでしょうか。

|09:50:32|店内&店まわり | comment(0) | trackback(0)
つくばい
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店の入口脇に最近置いたつくばい。
1月に閉店した文庫のもう一つのまいど5号店にあったものを頂いたものです。

つくばい(蹲)とは日本庭園で茶室に入る前に手を清めるために置かれた背の低い手水鉢のことで、趣を出すために水を流したり、水琴窟に利用したりすることもあるそうです。
手水で手を洗うとき「つくばう(しゃがむ)」ことからその名がついたようです。

茶道の作法の習わしで、客人が這いつくばるように身を低くして手を清めることで、茶事を行うための茶室という特別な空間に対する結界として意味付けられているのかもしれません。

もうすぐゴールデンウイークだというのに、真冬のような冷たい雨が昨日から降っています。
北のほうや高い山では10センチ以上の積雪になっているようで、3月の暑さとは打って変わって寒い4月になりました。
南の海水温の上昇と共に、温度差のある寒気とのぶつかり合いで不安定な天気になることが多くなり、何度も書いていますが、今後も異常気象が非常に多発することになりそうです。
|10:07:50|店内&店まわり | comment(0) | trackback(0)
自家製スモーカー
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休みの月曜日に新しく燻製を作るためのスモーカーを手作りしました。
昔実家がお茶屋さんだった頃使っていた茶箱と、柿の種が入っていた缶をギャバンの乾燥バジルの缶で連結して作りました。
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初めにギャバンの缶のサイズで丸く穴を開け、二つの箱を連結してからシリコンで隙間を塞ぎました。
右側の箱でスモークウッドを炊き、煙だけを茶箱に送り込みます。
こうすることでスモークウッドを炊くときにでる熱が食材に伝わらない冷燻にすることができます。
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外気がだいぶ寒くなってきたので、氷を少しだけ入れるだけでプチトマト巻きやナスベーコン巻き、ベーコン、スモークレバー、鴨ロースの燻製ができるようになりました。
|09:40:50|店内&店まわり | comment(0) | trackback(0)