2016.04.16 Sat
2016.01.25 Mon

数あるリンゴの種類の中でも、古くから日本に定着していた紅玉。
紅玉はアメリカ原産のリンゴで、日本には明治時代の初めに入ってきました。
明治時代以降にアメリカから多くのりんごが導入される中で、アメリカ原産の「ジョナサン」という主にアップルパイに使用されていた小ぶりで真っ赤なリンゴを、日本で新たに選抜育成されたものが「紅玉」と命名されたそうです。
最近流行りのフルーティーで蜜がたっぷりとある品種と違い、紅玉は甘みは少ないですがそのきりっとした酸味は焼きリンゴやパイなどの菓子作りに向いていて、シャーベットにしてもとても奥行きのある味になります。
他のリンゴと違い、加工中に酸化もほとんど無いので色が変色することなく簡単に加工できます。

紅玉は水につけてからしっかりと洗います。

皮を剥き、芯や種を除き、フードプロセッサーで滑らかになるまで砕いていきます。

容器に移し、溶かして冷ましたゼラチンと砂糖、少量のウオッカを加えます。
剥いた皮は2ミリ幅で切りそろえ、さらに賽の目に切ってから紅玉に混ぜ凍らせます。
完全に凍ったら、再度フードプロセッサーで空気を含ませてれば出来上がり。
2014.08.30 Sat
2014.08.26 Tue

初夏から産地が北上しながら、比較的長く旬が続く、ぶどうの王様と言われる巨峰。
日本のぶどう特有の甘さと酸味のバランスが良く、独特のフルーティーさが口の中に広がります。
最近は巨峰とカノンホールマスカットをかけ合わせてできた大粒なピオーネが人気がありますが、シャーベットには若干酸味の強い巨峰の方が向いている気がします。

巨峰は洗ってから茎を取り除きます。

フードプロセッサーに皮ごと入れて砕いていきます。

ジュースがたっぷり出てきます。

笊で漉し、最後に残った皮は渋みを調整しながら軽く搾り、皮のそばについている旨みも使います。
少量の水で溶かしたゼライスと砂糖、白ワインを加えい、つものように凍らせてから、再度フードプロセッサーで空気を含ませ出来上がりです。