2012.08.11 Sat

6日の店の休みに、三浦に野菜を買いに行く時に立ち寄った観音崎。
夏休みなので平日にもかかわらず多くの海水浴客やバーベキューを楽しむ人で賑わっていました。
この日は不安定な天気で雨雲が低く広がり、今にも雨が降りだしそうな空模様でした。

観音崎は大戦中は立ち入り禁止で、多くの砲台の土台や戦争の傷跡が今でも残っています。

日本初の洋式灯台ができたのもこの観音崎だそうです。

人気のない鬱蒼とした山道を登ると灯台に出ました。
東京湾の向こうには千葉県もよく見渡せる場所で、多くの船の出入りを見守っていたのでしょう。

山の中は横浜よりも海洋性の植物が多くジャングルのようです。
この蒸し暑い時期に山の中を歩く人は僕ぐらいしかいないようで、蜘蛛の巣だらけで歩き辛くすぐに出てきてしまいました。
今日の天気は5月に茨城のつくばで起きた竜巻の時の気象状態に似ていて、非常に危険な状態です。
2,3日はこの状態が続くようなので注意が必要でしょう。
今後も、偏西風の蛇行が戻ってきたので10月までは似たような非常に不安定な天気になり、関東地方では歴史的な大雨になる可能性があります。大きな竜巻も再び起きるでしょう。
気をつけてください。
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2012.07.15 Sun

葉山の子安の里にある古い道祖神、庚申搭が並んでいます。134号線の久留和バス停から入った殆ど人が通らない古道、子安道で見つけました。
どれも海からの潮をふくんだ風による風化が進んでいて、作られてから数百年は経っているような歴史を感じます。

その道を暫く進むと峠辺りに「関根不動尊」の社があります。
関根不動尊は別名「お滝不動尊」と呼ばれ、神奈川名水に数えられる「霊水」なのだそうです。

大楠山から流れる湧水は、斜面が急で滞留時間が短いためにお茶やコーヒーを立てるのに最適な軟水です。
無料でいつでも汲むことができるので、多くの人がポリタンクを持ってもらいに来るそうです。

子安の里に来ると、いつもとても強い霊的な繋がりを感じます。
僕個人との繋がりだけでなく、この場所が三浦半島で最も高いエネルギーの場なのかもしれません。
地震や自然災害が多発する日本だけでなく、地球全体がとても不安定な状況になっている今、僕はこういった高いエネルギーに強く惹かれる共に、安心感を感じます。
2012.07.03 Tue

三浦半島の荒崎の隣にある長浜海岸とその先の水戸海岸の境に崎のようになった場所が黒崎の鼻です。
ほとんど一般の方には知られていませんが、実は素晴らしい絶景のためテレビの撮影などによく使われるような有名な場所です。

その絶景を眺めるため、美智子皇后さまも何度も訪れたことがあるそうです。

峰のような所には笹や芝生が誰かがデザインしたかのように広がっていて、周りの岩場とのコントラストが絶妙です。

天気の良い日はこの先に富士山も眺められ、芝生の上でピクニックをするのも良いかもしれません。

ただ観光地として管理されていないので、ここに来るまでのルートが非常にわかりにくく、更に、夏場は笹が道を覆い隠してしまうのでアクセスが困難で、ほとんど人が見当たりません。

こんなに素晴らしいところがあるのに、ほとんど知られていないのは本当にもったいないと思います。
でも僕は人混みが大嫌いなので、一人で景色を楽しめるこのような場所が残っていることに感謝をしたいぐらいです。
2012.06.28 Thu

25日に葉山のあじさい公園へ行ってきました。
そろそろ見頃ではないかた思ったのですが、先週の台風4号による風と塩害で被害を受けていて残念でした。

公園がちょうど南向きの斜面だったので、多くのあじさいの花も飛んでしまい葉も茶色に枯れていました。

あじさい公園のを含む山全体がはやま三ヶ岡山緑地になっていて、山歩きにはちょうど良いコースになっています。入口は134号線の真名瀬バス停から入り、熊野神社の脇を登っていきます。

急な階段を延々と登りますが、金沢の森とは違う樹の種類が多く、新鮮で気分よく歩けます。

頂上に近づくと見晴らしが素晴らしく、これは御用邸や長者ヶ崎の方を見たところです。

見晴台からの眺め。天気が良ければ江ノ島の向こうに富士山も見えるはずです。
2012.06.24 Sun

長井に野菜を買いに行く途中で立ち寄った荒崎、潮騒の道。
この前の宮川湾から続く三崎岩礁の道と少し似た、縦縞の地層が潮蝕で削られた景色のところでした。
説明によると数千年前、三浦半島が海底に沈んでいた頃に堆積した黒くて硬い疑灰岩と、白くて軟らかい砂岩、泥岩の層が潮流により侵食したために洗濯板のようになったそうです。

長年、近くに住んでいたのに三崎周辺にこのような見事な景色のところがあることを、最近まで全く知りませんでした。

どこを歩いても飽きることのない自然の作り出す景色の美しさに驚きます。

人工的な作為的美とは次元の全く違う美しさです。

どんどんびきと呼ばれる小さな入江。
高波が入る時、轟音が鳴り響くのでこのような名前になったそうです。