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フォーカスレベルと能力

フォーカス15から21まである人間のレベルは、実際には自分ではほとんど認識することができないのが現状です。
目で見える数字や形での違いではなく、あくまでも認識力や受容力の違いだからです。
フォーカスレベルが上昇したとき、人は初めて自分が見ることができる世界が違うことに気がつきます。
自分が地面に立っている時には、自分近辺の周りしか見えませんが、階段を上り、踊り場に立って下の景色を眺めた時のように、自分が今まで居た場所がどのような所で、その周りには何があったのかが具体的に見えるのと同じです。

物事の本質を理解し、その真理や意味が見えてくると、意味が分からずただ常識として捉え、当たり前に繰り返していたことが、不思議に感じてきます。
ただ感情や欲望に流され、親や学校の先生、医者などに言われた通りに行動していたことが、本当に自分にとって必要なことで正しいことなのか不安になってきます。

読書が一番フォーカスレベルの上昇に役立つのは、物語に入り込み、作者の上昇体験を疑似体験できるからなのです。
映画などの映像や聴いた話では、ほとんどが他人事のようにしか感じず、同じように感情移入する疑似体験はなかなかできないので、それがフォーカスレベルの上昇につながることはほとんどありません。

フォーカスレベルが上昇すると、今まで仲の良かった友達などにも親近感を感じなくなり、一人で時間を過ごすことが大切に感じるようになります。
人と人との繋がりや絆なども大きなエネルギーを発する大切な人間体験の一つですが、それ以上に個々の人たちのフォーカスレベルの上昇の方が、その人の人生においてはるかに重要なことして位置づけられています。

知能指数や会話能力の高さなど、一般的な常識としての左脳能力は、フォーカスレベルの上昇からするとほとんど意味がなく、認識力の高まりからくる視界の広さや判断スピードの速さなどと比べると、脳機能などの肉体に依存しているので、使わないと能力が落ちやすく老化による衰えが顕著であるのも特徴です。
フォーカスレベルの上昇とは、潜在意識との繋がりの深さとも関連性があり、肉体などの物質的な限界とは無縁で、さらにスーパーコンピュータなどを遥かに凌ぐ能力を得ることも可能なです。
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|10:04:56|夢の世界と人間の脳 | comment(0) | trackback(0)