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子供時代の読書
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世の中のすべての価値基準が、お金や収入、そして学歴などの社会的地位で判断される現代社会。
子供たちは親の期待に応えるために、小さいころから塾に通い、習い事をさせられ、唯一の楽しみはスマホでするゲームだけになってしまいました。
インターネットの絶対的な普及により、意味の有無を抜きにして神格化された表層的な情報は、常にアクセス数といいねの数で物事を判断し、そこには全く人間にとって本当に価値があることかどうかという本質的な部分は完全に無意味化してしまいました。
実際には無意味なスポーツの結果や有名人のゴシップ記事などの情報に振り回され、流動的な常識ばかりに流される大衆に、疑問を感じる人は一人もいなくなってしまいました。

情報や遊び道具の乏しかった僕たちが育った数十年前と違い、子供時代に読書から得る疑似体験のドキドキするような興奮を得ることもなく、それ以上に現代の子どもたちはそのように活字を追うような面倒なことは一切しなくなりました。
自分の人格形成に最も重要な影響のある物語は、常に手にするスマホから記憶に残らない安易な情報の一つとして、そしてエンターテイメント性に優れるマンガやアニメ、テレビドラマや映画として、自分の意思とは関係なく流れ込んで来るようになってしまったのです。
思考せずに視覚からわかりやすく入ってくる情報だけが大切で、どれだけ多くの人がそれを共有するかだけが重要になってしまったのです。

読書は自分の意志で活字を追うことで初めて意味が発生し、その場面や人物を自分の思考で想像し、展開をイメージしていくので、その体験は夢の中の体験や現実の出来ごとに非常に近い印象が残ります。
その時に感じた感情は、現実に体験した感情と同質の重さがあり、その重さは自分の心や意志に反映し、人格の形成に重要な役割を担うことになるのです。
さらに偉人たちが経験した人生や、奇想天外で現実には起こりえない複雑な出来事をも疑似体験することもできるのです。
そして、物語の中で優れた人たちの人生経験を疑似体験することにより、自分の潜在意識の中に隠された本当の自分に気がつき、成長すべき方向が明確になるのです。
すなわち、それこそが精神的成長であり、フォーカスレベルが上昇するということなのです。

視覚だけを重視する左脳的な思考だけで形成されている現代社会は、イベントの盛り上がりや見た目の美しさ、誰もが驚くようなパフォーマンスだけが全ての物事の判断基準になり、そのために大人になるとさらに思考のいらないお金や人の評価だけが価値のあるものだと思い込んでいます。
そして大金を手にしたり、豪邸に住んだり、有名人になったり、人が羨むような人生を手にすることができない大多数の人たちは、残りの人生をどれだけ若さを維持できるかだけが重要になり、過去における学生時代の輝いた思い出だけを頼りに、その後の人生を意味もなく過ごすことになるのです。

反対に読書により精神的成長を成し遂げた人たちは、無意味な現代社会の出来事に振り回されることもなく、お金などほとんど必要もなく、今やるべきことを一つ一つ行いながら、達成感や満足感に包まれながら日常を過ごすことができるのです。
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|10:09:45|夢の世界と人間の脳 | comment(0) | trackback(0)
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