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大西順子さんの引退
2012-12-02 20.49.41
僕の最も好きなジャズピアニストの一人、大西順子さんが先週の日曜日に厚木の小さなライブハウスで最後のライブを行い、プロのミュージシャン活動からひっそりと引退しました。
お店でもよく流す僕の好きな初期の頃のアルバムを、先週と今週はずっと流し続けています。

大西さんは2000年から5年間ほど一時活動を休止していたことがあり、08年頃は再び積極的に活動していましたが、最近になり家族に不幸があってから活動を縮小していました。
そして、プロの表現者としてレベルをキープすることに限界を感じ、引退することを決心したようです。

大西さんの演奏スタイルは、変則的なリズムや気に入ったフレーズを組み合わせ、その連続の中でメロディーを発展させながら大きな構造の物語を作り出し、ドライブ感が強い曲が多いのが特徴で、彼女にしかできない独特の音楽です。
最近特に注目を浴びている上原ひとみさんとは全くタイプが違うジャズスタイルで、上原さんのようにインタープレイとアドリブの発展性と超絶なテクニックで聴く人を圧倒するスタイルではないので、深く聴きこむジャズファンにはウケが良いかもしれませんが、メディアにはあまり理解されなかったのかもしれません。

上原さんがグラミー賞を取ったこともあり、自分の音楽の方向性に限界を感じたのかもしれませんが、僕は大西順子さんの夢の中をどんどん進んでいくような高揚感溢れる演奏の方が遥かに好みです。
CDの売り上げが激減し、音楽業界が徐々に実力よりも注目度や知名度が重要になっている現代では、自分のスタイルを頑なに貫き通すことは、活動を続けるにはマイナスな時代になったのかもしれません。

最後のライブで、小澤征爾さんが何度も言ったように、またいつか戻ってきてくれることを僕も期待します。

|10:07:34|音楽&映画 | comment(0) | trackback(0)
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