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ローズ・イン・タイランド
無題
2005年の鬼才といわれるテリー・ギリアム監督のローズ・イン・タイランド。
去年、休みの日の恒例として山歩きの後、家で見る映画の中で特に印象的だったものです。
変わった映画として有名なテリー・ギリアムの作品ですが、僕自身なぜかとても惹かれるものが多く、最初の監督作品「未来世紀ブラジル」はさすがよくわからなかったのですが、原作も大好きだったロビン・ウイリアムス主演の「フィッシャー・キング」や、ブラピも出ている「12モンキーズ」は20年近く前のものでもしっかりと記憶に焼きついています。

この「ローズ・イン・タイランド」は2005年の作品で、実はこの年には「グリム兄弟」も監督していて、その撮影の合間にこの映画は撮ったのだそうです。
「グリム兄弟」の方は純粋なファンタジーとして予算もしっかりあった大作ですが、この「ローズ・イン・タイランド」はプロデューサーの意向も殆どなしで自由にのびのびと撮った、真にテリー・ギリアムらしさが出た作品だと思います。

10歳の少女ジェライザ・ローズ(ジョデル・フェルランド)は、ドラッグ中毒の両親と共に外界から隔絶された生活をおくっていました。
ある日、ローズの母(ジェニファー・ティリー)がオーバードースで死亡します。
老いたロッカーでやはりジャンキーである父ノア(ジェフ・ブリッジス)は、ローズを連れて故郷テキサスの荒れ果てた一軒家に逃亡するが、彼もほどなくオーバードースで死亡します。
独り残されたローズは、現実の恐怖や飢えから逃れてイマジネーションの世界を築き上げ、不思議の国のアリスのようにその世界を探検する、というストーリーです。

「フィッシャー・キング」にも出ていたジェフ・ブリッジスの落ちぶれた演技も秀逸で、特に主役のローズ役をしていたジョデル・フィルランドは特筆すべき演技です。

見終わったあとの余韻は今まで経験したことのないほど特殊で、異様に長く心に響き続ける気がしました。
何かを潜在意識に働きかける手法はテリー・ギリアムの得意技ですが、ここまで強いエネルギーを放つのは、天才や奇才という言葉だけではかたずけられない何かをこの監督は持っていいるのでしょう。

一去年、撮影の途中で亡くなったヒース・レジャーの代役でジョニー・デップも出ていた「Drパルナサスの鏡」もかなり変わっていますが、大好きな映画です。
|10:12:43|音楽&映画 | comment(0) | trackback(0)
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