高梨沙羅
無題
ノルディックスキー世界選手権で今年から始まった混合団体ジャンプで、日本が初の金メダルを取りました。
僕はオリンピックなどでのメダルにこだわるのは好きではないのですが、16歳の高梨沙羅さんの最近の活躍には目が離せません。

昨日、小学校2年の時の沙羅さんが、子供用のジャンプ台でうまく飛べずに、遠くまで飛べないと泣いている映像を見て、今の活躍が偶然でなく自分で地道に築き上げてきたものであることが分かり、膝を打つように納得しました。
スキージャンプでは明らかに不利な低身長であるにもかかわらず、飛距離を誰よりも伸ばす沙羅さんは、助走でバランス良くスキー板に乗り、空気抵抗を抑えるために誰よりも低い助走姿勢でスピードを出し、低い姿勢と速さゆえに難しい踏み切りのタイミングで力を余すことなく伝えられる能力と、風を読む力や空中姿勢での修正力など、最も高い次元での精神的集中力が必要です。

あまり知られていないようですが、好奇心旺盛な子供の頃は、肉体的成長よりも脳の集中力や記憶力、そして感覚器官など精神的能力や、反応スピードの成長の方が実ははるかに顕著だと僕は考えています。
一度身につけたその精神的能力は、大好きなジャンプに集中するために学校に行かずに15歳で大検に合格したように、他の全てに応用できます。
そして、試験勉強や筋力などと違って大人になっても簡単に失うことはなく、沙羅さんにとってジャンプだけでなく今後の人生に大きく役に立つのではないでしょうか。

世間一般の親は、子供を常識的に育てることばかり考えるため学校成績ばかり気にして、結果的に子供の好奇心を潰すことに必死になっています。
満たされている現代の子供が大好きなゲームやスマホに対する好奇心ではなく、純粋で無垢な子供の好奇心。
それは新しいものや効率、他人の評価が好きな左脳ではなく、自分の本質を深めることが好きな右脳から来る好奇心です。
それこそが、今後の人生に最も必要な、自分自身の魂からの直接的なメッセージです。

ジャンプで受ける風のように、そのメッセージにしっかり乗って精神や肉体を成長させるのが、その人の最良の人生なのではないかと僕は思います。
|10:04:45|未分類 | comment(0) | trackback(0)
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