株暴落
2013-05-05 12.33.51
昨日の東京株式市場は朝方にリーマンショク以降の最高値を記録したあと、午後になると急に売りが売りを呼ぶ展開になり、大暴落を起こしました。
下げ幅は朝方の最高値から1500円近くになり、1990年のバブル崩壊以降では最大の下げ幅になったようです。

最近の株高を支えてきた黒田日銀の金融緩和マネー継続への期待と、海外経済改善への期待という2つの柱が同時に揺らぐ「ダブルショック」で、期待先行の過熱相場は崩壊しかねないとの投資家心理がパニック売りを呼び、さらにリスク回避の動きが拡大し、相場変動の大きい株式から比較的安全とされる円や国債に投資マネーが急速に逆流したのが主な理由だと報道されたいます。

とくに東京株式市場は、円安による輸出企業の収益改善期待が大きな買い材料となっていたので、円高が一段の売りを呼び、株価下落がリスク回避の円買いを加速させる負の連鎖が起こり、株価の下落幅が大きく拡大する悪循環となったようです。

実際は、歴代日銀総裁の中ではかなり思考が安易な黒田さんの予想とは異なって、朝方さらに上昇した日本国債に対し、その後の記者会見で黒田さんには何も打つ手がないことがわかり、それによりアベノミクスの実体が露呈されたことが、株暴落につながったのが実情ではないかと僕は思います。
でもそれにより、逆に国債が買われ、金利が下落したのは黒田さんにとっては皮肉なことですが。

ただ、NYダウはそれほど下げていないので、東京市場は再び上昇する可能性もあるかもしれません。
しかし、中身のないアベノミクスには、実体経済の改善を通して株式相場を支える力はないので、時間の問題に感じるNYダウの下落と中国のけ景気減速がはっきりとした時点で、ユーロ圏の不安が改善されない以上、中長期的には株の大幅下落と最大規模の円高は避けられないと僕は考えています。

そして、砂上の楼閣のようなアベノミクスの株高で浮かれたミニバブルも近いうちに弾け、浮かれて高額商品を買った人たちの一時の夢も覚めたあとに、初めてそれが本当の現実の未来だとわかるのかもしれません。
|10:02:25|政治、経済 | comment(0) | trackback(0)
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