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左脳社会
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一般論として、人間は左脳を使って言葉を話し、文字を読み、友達にメールを打ちます。
そして、できるだけ物事を合理的に考える性質が有り、計算し、記憶し、時間を読んだりします。
左脳は理性的に思考する全てを担っているはずでしたが、20世紀後半からの生活の豊かさに伴い、脳の働きに何かしらの変化が起きた気がします。

左脳とは反対に右脳はアイデアを生み出し、地図を把握し、空間や立体をイメージすることが得意で、音楽を認識し、インスピレーションや直感などのヒラメキはすべて右脳が担当していると考えられています。

他人を識別するために右脳は顔を認識し、左脳は名前を覚えます。
そして、右脳はほとんど無限に時間の制約を受けないようなので、一度認識したものはほぼ一生涯忘れることはなく、顔がわかっても名前を思い出せないようなことがよくあるのはこのせいです。
反対に左脳は、効率的に物事を忘れることで、その機能のスピードを維持しているようで、左脳を使って急速に記憶する受験勉強などは実際はすぐに忘れてしまい、あまり人生の役に立たないのは周知の事実だと思います。

右脳は独自の世界観や言語を持っていて、時空を超えて思考するので、どのような機能を持っているかは、実際は現代科学では殆んど理解されていません。

なぜ現代社会は左脳重視の思考になったかというと、生き残るために必要だったためで、食料を手に入れ、敵から身を守るために、人間は左脳を進化させ続けました。
そして、多くの人間と共存する必要がある現代社会では、全ては左脳の論理的なシステムによって組み立てられていて、生産性や効率を求める左脳によって進歩してきました。

逆にそれにより、近年、豊かになり過ぎて、安寧な社会が長く持続すると左脳は進化の方向性を見失い、今度は単純な物事の変化や新しさばかりを求めるようになりました。
楽しさやかっこよさに魅力を感じ、デザインやファッション、音楽の中に、幅の広い単純な新しさを求めるようになったと僕は考えています。
そのせいで、特に近年は映画や音楽、そしてファッションやアートから、右脳が求めるような深みや本質が抜け落ち、表面的な新しさや見た目のわかりやすさばかりがもてはやされるようになった気がします。

手軽で効率的なスマホが左脳が求める浅くて広がりのある情報の全てを提供することができるようになったことで、反対に自ら体を動かして奥深い本質を理解するような、物事の深みを求める右脳の働きは意味が失われ、機能が低下してきたようです。

しかし左脳の機能がどんなに早くなっても、人生は退屈になるだけです。
コンピューターの演算処理スピードがどんなに早くなっても、コンテンツに深みが無ければ、人生は単純な計算の繰り返しだけになってしまいます。
実はスティーブ・ジョブスのような時代を動かす大きな発明や改革を考案するのは、全て右脳の深さから生まれてきたものです。

本質の抜け落ちた変化には意味がなく、陳腐な流行のように実際はすぐに飽きられ、見捨てられます。
|10:06:14|夢の世界と人間の脳 | comment(0) | trackback(0)
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