右脳の仕事
IMG_1890.jpg
右脳は五感から入力された情報を左脳に送り、左脳がその情報をどのように処理するのかを思考します。
人間は、右脳と左脳がこのように常に連携を取りながら情報を処理していることを前回書きましたが、では右脳単独では一体何をしているのでしょうか。

ふだん人間は五感から受け取った情報の入力に基づき、肉体からの欲望や世間的な常識などを考慮して判断し、行動しています。
このときの思考はほぼ全て左脳が行っていて、右脳は単純な情報入力のみしか活動していません。
左脳は行動の根源的意味や本質をまったく考えないので、判断スピードが右脳に比べて非常に速く、幅広い多くの情報を処理するのに長けているからです。

反対に右脳はひとつのことを深く追求することが得意です。
文字からの情報などを理解し、その意味を考え、また全体として大きな文章として捉えたり、物語としてイメージしたりできます。
画像や映像などを識別するのは左脳で、右脳はそれに意味を見出し、今までの蓄積された情報と照らし合わせて、さらにその意味を追求します。

音楽など聴覚から入力されるものを識別するのも左脳ですが、詩の意味やメロディーの本質的良さを判断するのは右脳のほうです。
最近の流行のヒップホップやEDMのようなアレンジ重視の音楽は、心地よいリズムや韻、グルーヴなどが主体で、気持ちよさばかりを優先した現代社会の若者が左脳中心の生活を好み、左脳だけで音楽を聴くようになってきている証拠だと僕は思っています。

浅く、幅広い情報を早く処理するのが好きな左脳に対し、右脳は奥行きのあるひとつの物事を時間をかけてゆっくりと理解するのが好きなので、専門家や職人など、ひとつの分野で専門的な技術を身につけるときに右脳は活躍します。
熟達により無意識に物事を処理できるようにするのが右脳で、その状態の時の処理スピードは左脳の理解を超えたほど早く、どんなに進化したコンピューターでもかなわないほど優れた処理能力を持っていると言われています。

しかし、現代のように異常と言えるほど表面的な情報ばかりが溢れ、流行の移り変わりが非常に早い時代は、左脳中心の脳活動になってしまうのは仕方がないのかもしれません。

ただ、右脳の潜在能力はこれだけではありません。
物事を深めることが好きな右脳は、その深さのレベルにより他のエネルギーや情報と共有し、共鳴することが可能です。
インスピレーションやひらめき、直感と呼ばれるものは、全て、この他のエネルギーとの共鳴から生まれるものです。

|09:32:54|夢の世界と人間の脳 | comment(0) | trackback(0)
comment
comment posting














trackback URL
http://maido1984423.blog97.fc2.com/tb.php/1282-8a0e542d
trackback