左脳と資本主義

すべての価値をお金と権力だけで測る左脳。
人生の目的は、自由にできる富と権利をどれだけ多く手に入れるかという単純なルールに則って、それだけを平等な競争により獲得するために作られた現代の社会システムにより、政治や社会保障制度、資本主義や市場原理主義と言われる経済システム、法律や司法制度、そして学校教育が存在します。

本来は人間はひとりひとり個性があり、それぞれ異なる人生を歩むことは当然の権利として許されるはずなのに、わかりやすい物差しでしか優劣を判断できない左脳的思考により、誰もが認める常識的な幸福度というルールに則り、強制的に同じ土俵でしか生きられないような社会になってしまいました。
一過性の結果という単純な優劣を誰もが合理的に判断できるように同じ教育を押し付け、同じ年齢の同時期に比較することだけで人間の能力を判断し、それにより学歴に優劣を付け、レベルに応じて収入や快適性だけを基準に仕事を選び、楽をして多くのお金と地位を手に入れることだけが人生の目的になってしまったのです。

子供が独自の個性を持つと無駄なことだとして止めさせるのが親や教育の常識となり、誰もが評価できる基準だけを押し付けます。
その結果、グローバルな成功を収めた大企業だけが世界を席巻し、個性ある中小零細企業はほぼ全て社会から姿を消すことになりました。
さらにアベノミクスにより、収益重視のさらなる格差社会は築かれ、地域に根ざした時代遅れのローカル企業は全て根絶させられるのも時間の問題でしょう。

しかし、デフレという人間本来が遺伝子の中に刻まれている楽して多くのものを手に入れるという欲求により、マクドナルドやサムスンの衰退が象徴するように、グローバル企業も低収益、さらに縮小という段階に世界は入り始めました。
その結果、今まで常識として通用していた政治経済、そして教育という社会システムは、徐々に意味のない形骸化したシステムになり始め、未だにそれに依存する人たちは、この先の大きく変化する未来で大きな挫折を味わうことになるはずです。

早い段階で単純な語学と計算以外の教育や、一過性の結果という単純な物差しで測る教育を改め、子供それぞれが本来持つ、その子の伸びしろをいかす右脳を深める教育を進めない限り、人間は過酷になる自然災害や自ら肉体に押し付けた免疫力低下という罪により、間違いなく自滅に向かうのでしょう。

目の前に迫ったこの大きな変化を、どうして誰も意識しないのか僕は不思議でありません。
早く多くの人がこの事実に気づき、いつまでも過去の繁栄にしがみつき、世界全体を支配を続ける権力者たちを退場させない限り、人間に未来は訪れないのも間違いないはずです。
|10:11:21|夢の世界と人間の脳 | comment(0) | trackback(0)
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