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深淵

自分が深淵に脚を踏み外し、底に落ちたと思い込んでいました。
最深部の後悔と恥辱という泥沼の中でもがき苦しんでいるのだと思っていました。

でもそこは本当の底ではなく、深淵は遥か深くまで続いていることが徐々にわかってきました。
全く表現できないほどの深い闇が広がり、そこに落ちたらおそらく二度と出てくることはできないでしょう。
現実の世界とは蜘蛛の糸一本の繋がりもなく、聞こえる音は自分の声だけで、その声もその全てを吸収してしまうほどの闇と無音は、自分の存在すらも薄くしていくような場所なのでしょう。

自分が今いる泥の中は、上を見上げれば明るい空が見えますが、自分が上と下どちらに向かおうとしているのか、今は全くわかりません。
今の自分には空の明るさがあまりにも目に眩しすぎる気がします。

人が現世に見切りを付け、命を捨てるときに見える景色とはこのようなものなのかもしれません。
しかし、まだ自分の前には数多くのロープがあり、どれもしっかりとした丈夫なロープなので、いつでもすぐに登ることはできるはずです。
少しづつ明るさにも目が慣れてくれば、そしてこの両腕に力が入るようになれば、きっと登りたい衝動が溢れてくる気もしています。

そしてこの頑丈なロープは、きっと残りの人生のやるべき使命と繋がっているはずです。
|10:14:57|未分類 | comment(0) | trackback(0)
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