パフォーマンスと美しさ
2013-03-22 11.51.49
人間以外の動物には脳は一つしかなく、それは人間の右脳と同じ働きしかしません。
すなわち左脳的な活動、言語や計算、論理的な思考などは動物にはできません。
右脳は生きるために絶対的に必要な遺伝子的な本能からくる欲望と感情。
そして五感を司り、無意識な身体的反応を行っています。

反対に左脳は人生に豊かさと幅を持たせるために作り出されたもので、美しさに惹きつけられたり、論理的な正しさを追究したり、作業に効率を求め、生産性を高めることで生活を豊かにします。
そして、幸福度を誰に対しても明快なお金という尺度で測るようになり、沢山のお金を集めることにこそ人生の価値であると考えるようになりました。

そのために人間は精一杯頭を(左脳を)使い、良い結果を求め、クオリティやパフォーマンスをいかに高めるかが生きる使命になりました。
左脳能力の低い人間を測るために偏差値教育を絶対化し、その左脳的能力が収入を大きく作用するようになりました。

そして、人生におけるすべての評価や価値はクオリティとパフォーマンスにあると考え、その学習と熟達だけに精を出し、人生の中に本質的意味を見い出すことは徐々になくなってきました。
気が付くと、世の中は質の高い美しいものか、多くの人が評価する人気のある物のだけがはびこり、自分にとっては大切であってもそれ以外のものはどこか目立たないところに押しやられました。

反対に右脳は生きるための意味や、行動の本質を本能的に感じ、それを好奇心や希望として表します。
さらに生活に振り回されず、一人静かに自分と対面する右脳の深化を極めると、現実世界や次元を超える宇宙の本質と繋がり、本当の人生の意味や生まれてきた理由を見出すことが可能になります。
しかし、現代社会では左脳が喜ぶ表面的な美しさや完璧なパフォーマンスの前では、それは全く意味のない無用なものとして扱われてしまうようです。

それが理由で、資本主義者社会は今、向かうべき方向を見失い、一度豊かさを手に入れた人間は生きる意味を失ってしまったのでしょう。
|09:50:21|夢の世界と人間の脳 | comment(0) | trackback(0)
comment
comment posting














trackback URL
http://maido1984423.blog97.fc2.com/tb.php/1784-33cb804a
trackback