認知症
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人間は生まれてから脳が発達する以前の幼少の頃は、ほぼ全て右脳の活動のみで肉体をコントロールし、生活を営み、身体を成長させていきます。
肉体の成長とともに左脳が発達するに従い、計算や会話、そして人間関係などを潤滑に行うための合理的思考などが発達するようになります。
経済成長に伴い、文化的なレベルが全ての人に行き渡るようになると、左脳的能力だけを測る学力重視の社会になり、人間の本当の能力であるけれども、無意識の領域が多いために分かり難い右脳的能力は、必要のないものとして扱われるようになりました。
それにより、近年は右脳がきちんと能力を発揮できる状態に成長する以前に、語学や計算など左脳的能力だけを鍛える教育が主流になってきたのです。

そのために近年は右脳が行う本質的思考力や直感力、想像力、読解力、そして無意識的に行う運動能力が養われずに大人になってしまった人々が、人口のほとんどを占めるようになりました。
そして、全ての価値の評価は自分の思考による判断ではなく、市場原理的な注目の集め方や商品の売れ行き方、アクセスの数やいいねの数で決まるようになりました。
自分にとって必要でなくても、多くの人が評価すると価値があるものだと思い込み、人気につられて買うべきものだと判断してしまうようです。

歳をとった時に自分の今まで買ったものや、使ったお金を考える時、右脳的思考力が少しでも残っていれば社会や流行に流されてきた自分の人生を後悔することはできますが、多くの人は子供の頃の教育のために右脳的思考は持ち合わせていないので、そのことを考えるることすらしないのでしょう。

しかし、人間の老化の進行は左脳から始まり、高齢になるに従い今まで使ってきた左脳能力は急速に衰え、幼少の頃のように右脳だけで生活するようになります。
日本語の使い方が間違っていますが、それこそが認知症と言われる痴呆症のことで、本来右脳が持つ潜在的な記憶や無意識の思考能力を持ち合わせていれば起きない症状なのです。
それこそが、現代社会で必要以上に評価される意識的な左脳的能力や記憶力の限界の低さなのです。
|10:14:48|夢の世界と人間の脳 | comment(0) | trackback(0)
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