再び海中での実験
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彼は液体領域(海)に栽培されている「第一作物」のところに戻り、まだ単純な構造だったこれらの作物を種々、雑多の形状や大きさに改良し、高度な可能性を持った複雑な多細胞構造に作り上げました。
そして改良された作物をある平衡パターンを持つように構成し直しました。

完成した生産回路は極めて満足のゆく状態で作動しました。
液体環境に固定された「改良種第二作物(海草類)」は繁茂し、小さくて液体から酸素を吸引する「可動性作物(小型魚)」は活力に満ち、「改良第二作物(海藻類や微生物)」からエネルギーを摂取しました。
これより大きい「可動性作物(大型魚)」は多様な種類になり、「改良第二作物(海藻)」やサメのように小さな「可動性作物(小型魚)」を食べるものも現れました。
だが体が大きくなりすぎ、動きが緩慢になると小さな「可動性作物(小型魚)」の簡単な餌食になり、これらの小さい「可動性作物」は群れをなし、盛んな食欲で攻撃を仕掛けるのでした。

これらの食物摂取活動の結果として生じる化学的残留物(食べ残しなどの肉片)は海底に沈殿し、「改良第二作物(海藻など)」の新たな栄養分となり、これで生産回路が完結するようになったのです。
この結果により海藻類が寿命を終結した時のルーシュ。
魚たちがお互いに食べられまいと放つ激しい抗争からのルーシュ。
そして最終的に抗争の不可避の結果として起きる寿命の終結によるルーシュにより、いままでになく安定した形でルーシュは生成できるようになりました。

誰かは今度は地球の別の部分。
つまり窒素、酸素、炭素などの化合物からなるガス状の大気に包まれた陸上に再び目を向け、海中の成功策と同じ方法を用いて、恐竜の時よりも更に高度な改良作を行いました。

|10:09:21|夢の世界と人間の脳 | comment(0) | trackback(0)
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