新たなルーシュの発見
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「誰か」は自分の仕事が完了したので、「どこか」に戻り、ほかの仕事に従事しました。
ルーシュ生産は自分が任命した信頼できる「収集者」に任せ、その監督の下に一定の水準を維持することができました。
唯一変更がある場合だけ「誰か」が直接命令を下しました。

任命された正式な「収集者」は「誰か」の指示を受けて、定期的に「第四作物」の一部分を強制的に寿命を終わらせることによって収穫しました。
この作業の目的は、まだ初期生育段階にある未完成の作物ユニットのために、適切な化学物質や熱放射、その他の需要物を確保するために行われました。
ルーシュ収穫の第二の目的は、このような収穫時に随時生産される余分なルーシュを、進化過程にある未完成な作物(生物)の進化を促すための要素として供給することだったのです。
「収集者」はこのようなものの収穫を得るために、強制的に生命の寿命を終わらせる目的で「庭(地球)」そのものの基盤をなす大気圏内の空気と、物質的な大地や海などに撹拌と混乱の嵐を巻き起こしたのです。
こうしたエネルギーの激変の影響で「第四作物」はうねり起伏する大地に飛ばされ、下敷きになって潰されたり、海水がかき混ぜられるときに発生する巨大津波に巻き込まれれて窒息するかして、寿命を終えるのでした。(「「第四作物」のデザイン特性として、液体領域(海水)に取り囲まれると炭素ー酸素サイクルを維持できない(呼吸ができない)ように設計されているためです。)

「誰か(創造主)」に好奇心がなかったら、「庭(地球)」の生命パターンはこのようなサイクルを永遠に継続していたのかもしれません。
彼は時々自分の「庭」からルーシュのサンプルを取って来て研究を続けていました。
彼がこうした行為を続けていたのは、自分のプロジェクトに僅かながらでも興味を持ち続けていたからで、それ以上の意味はまったくない行為でした。

彼が気軽な気持ちでルーシュのサンプルのある特定部分を分析していた時、まさにそれを貯蔵所に戻そうとした丁度その瞬間、ある「相違点」に気がつきました。
極めて微細な違いでしたが、それは間違いなく明確な違いでした。
再度、注意深く検査し直すと、通常のルーシュ放射物の間に微妙に織り込まれた形で蒸留精製された高度なルーシュの細かい断片が認められたのでした。


|10:11:15|夢の世界と人間の脳 | comment(0) | trackback(0)
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