人間が存在する本当の理由⑧
2014-03-31 12.25.18
近年、人間は左脳の進化により過去に例を見ない繁栄と豊かさを手に入れ、そして大幅に人口を増加させることに成功しました。
そして、低コストで安定した衣食住環境を供給することが可能になりました。
電子テクノロジーが急速な技術的進歩を成し遂げたことにより、快適さと情報のスピード性、エンターテイメント性は劇的な進歩を遂げ、その広がりは全世界へも広がりつつあります。

しかしその現実は左脳が考える表面的な豊かさや快適性であり、目的と必然性という本質の抜け落ちた技術やシステムには、実は数多くのほころびが見え始めているようです。
左脳が持っている常に新しさを求め、進歩と革新を追求する性質は、出来上がった現実をすぐに過去のものとして否定し、そこに流行や新たな生産性を作り出しますが、数や利益を絶対的に追求する資本主義の特性から、人間の思想から徐々に本質が抜け落ち始めた現代社会は、いつ経済だけでなく社会全体が崩壊してもおかしくないほど脆弱さが露呈しているのは事実です。

ファッションやデザインは機能性や必然性、そして存在する意味よりも、奇抜さや表面的な注目度に重点が置かれ、音楽は基本であるリズム、メロディ、深く普遍的な詩の意味よりも、誰もがすぐに評価できるパフォーマンス力や楽しく踊れるようなグルーヴがより重視されるようになりました。
家庭での食事より外食が求められるようになり、栄養や食べ合わせ、それぞれの素材の持つ味覚やカラダが求める成分よりも、安くどれだけ量があるかという食べ放題や、味付けの濃厚さや見た目の奇抜さ、美しさばかりがもてはやされるようになりました。
商品には所有する意味や目的よりも数と量、安さ、そしてそれ持つことによる他人からの評価を求め、ヒット商品には本質などまったく無意味な時代になってしまったのです。

右肩上がりの経済が終わってから、政治は病院の治療と同じように、発生する問題に対する対処にかかるコストとの戦いになり、問題が起きるたびにコストに対する想定を高めざる負えなくなり、もはや国民の要望を叶えるために国家予算は破綻が目の前まで来てしまい、地方自治体はそれ以上の財政危機にさらされているのが現実です。
少子高齢化により社会保障費や健康保険による医療費は膨張するばかりで、現在の社会システムは明らかに未来があるとは思えません。

人間の生きる意味を考えることをしなくなった現代社会は、誰でも立ち止まって少し考えればわかるように、間違いなく進歩ではなく、絶滅に向かっているのです。
|10:08:56|夢の世界と人間の脳 | comment(0) | trackback(0)
comment
comment posting














trackback URL
http://maido1984423.blog97.fc2.com/tb.php/1854-6a4cbd85
trackback