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宮沢賢治の霊の世界
工藤デジカメ 030
父の遺品を整理していた時に出てきた本「宮沢賢治の霊の世界」です。
一度心臓の手術のあと引越した際に父の荷物の殆どは整理していたので、今回はそれほど荷物は無かったのですが、目も悪く体調もあまりよくなかった父がなぜこの本を新たに手に入れ、読んでいたのかとても不思議でした。
もっと不思議なのは、この本が何度処分しようとしても、僕の目の前に現れることです。
まるで父が僕にこの本を読ませようとしていたかのようでした。

この本は霊の研究家でもある作者桑原啓善さんが、宮沢賢治を研究し、まとめた本です。
童話や詩の作家として有名な宮沢賢治は、実は、死後の世界や霊が見えていて、自分が信じていた法華経を通じて釈迦の教えを多くの人に説くために、自分が見えた霊の世界を童話や詩にしていたということが全体を通して書かれています。
僕自身も、死後の世界や魂と肉体の関係について昔からとても興味があったので、本を開いてすぐにこの本が僕を呼んでいた理由がわかりました。ある意味ずっと確信を求めていた答えの一つがこの本の中に書かれていたのです。

僕にとって宮沢賢治は人生の重要な意味を教えてくれた人物の一人で、子供の頃に「雨にも負けず」初めて全編読んだときの衝撃は今も忘れられません。
欲をかかず、デクノボーでありたいというその生き方に、学校の先生や大人が教える良い成績をとり、大きな会社に入り、お金持ちになることが幸せだということに疑問を持っていた僕の中の純粋な自我が共鳴し、自分の人生の目指すべき方向を示してくれました。
そのことが理解できた後、しばらくは上手く呼吸が出来なかったことを思い出します。
そして今でも、世界中で進めている、自由という名目で自分だけの幸せを求める資本主義的な生き方には疑問を抱いています。

この本の中で「春と修羅」が肉体と魂や霊の関係を示し、「銀河鉄道の夜」が死後の世界の地図を表していることが桑原さんによって解説されています。
僕はここ何年かは、死後の世界を研究していたヘミシンクのロバート・モンローの本ばかり繰り返し読んでいたので、書かれている事があまりにも合致する事に本当に驚きました。
二人とも死後の世界を理解することで、人間が生きる目的とは何か、人間にとって本当の幸福とは何かを説こうとしていたのです。
我欲だけで人生を過ごすと現世だけでなく死後の世界でも苦しみ、理解できるまで何度も輪廻してしまうそうです。
釈迦が唱えていた解脱を、二人とも現代風に語って、広めようとしていたのでしょう。
再び、銀河鉄道の夜を読みたくなり、今読み返しています。そして、僕もいつか将来、このような物語を書けたらいいなと、時々考えたりしています。
工藤デジカメ 033
|08:54:42| | comment(0) | trackback(0)
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