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シャトー・サント・コロンブ2006
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昨年からグラスワインとして続けているシャトー・サント・コロンブ2006。
10年経ち、熟成のピークを迎えた飲み頃のワインです。
グラス630円、フルボトル3430円税抜き。

シャトー・サント・コロンブのあるコート・ド・カスティヨンは、フランス、ボルドーのサンテミリオンとポムロールのすぐ東に位置するローマ時代からの古いワイン銘産地です。
そのワインは長期間の熟成にも耐えるしっかりといたワインになると言われています。

サント・コロンブのオーナーは、ジェラール・ペルス氏。
サン・テミリオンの優良シャトーである、 パヴィやモンブスケ、パヴィ・デュセス、ベルヴュー・モンドット、クロ・レグリーズ、ラ・クルジェールなどの有名シャトーを8つも所有しています。
「全てのシャトーでテロワールを最大限引き出し、いかなるアペラシオンでも手を抜かず、全力を尽くして最高のものを造り出す」のが、彼の哲学だと言われています。

そして醸造コンサルタントは、メルローの魔術師ともいわれるミシェル・ロラン氏が務めており、ブドウ栽培から醸造、熟成に至るまで指導を行っています。
すでに多くのワインで実力を証明してきたこの二人が手掛けたサント・コロンブは、『ベスト・オブ・ハイコストパフォーマンス』とでも言うべき優れたワインです。

2006年の作柄は、7月が猛暑で、ブドウの粒は小さく、8月は糖度とフェノール化合物が増加するのに適した穏やかで乾燥した天候でした。
9月中旬の降雨の頃には、すでにリッチで凝縮した果実が実り、 水捌けのよい砂利質の畑の恩恵でブドウの成熟への影響は比較的少なかったようです。
ワインは豊かな果実味に、均衡が取れたデリケートでクラシカルなスタイルに仕上がりました。

プラムやカシス、ブラックチェリーなどの豊かな果実香に、スパイス、なめし革、柑橘系のアロマが混じり、熟成感を感じる複雑ながら心地よい味わいです。
明るくフレンドリーな雰囲気で、どんな料理にも気軽に合わせて頂けます。
熟成したワインをお好みの方にお勧めです
|10:01:09|ワイン | comment(0) | trackback(0)
グランヴァン割引セール
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今年一年の感謝をこめて、グランヴァン(高級フランスワイン)10%割引を行います。
期間は年内最終営業日の30日までとなります。
年内は月曜日も営業しますので、今日を含めて5日間だけのセールとなるのでよろしくお願いいたします。
|09:30:56|ワイン | comment(0) | trackback(0)
ハードシードル
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先週の土曜日から新しくメニューに加わったキリン ハードシードル570円(税抜)。

一般的に「シードル」は、りんごを発酵させてつくったシャンパンのような発泡酒のことです。
フランス語では「cidre/シードル」英語では「cider/サイダー」スペイン語では「sidra/シードラ」と呼ばれています。
米国では発酵させてつくるものは「hard cider/ハードサイダー」、未発酵ノンアルコールのものは「sweet cider/スイートサイダー」と呼ばれ、通常ならば英語のままサイダーとして日本に伝わるべきだったのですが、お酒のサイダーが広まる前にジュースとしてのサイダーがメジャーになってしまったため、現在日本では「ハードシードル」と呼ぶ事が一般的になったそうです。

シードルといえばリンゴの醸造酒として甘いお酒を好む方々に人気ですが、「キリン ハードシードル」は“ビールよりフルーティーで、カクテルよりドライ”という謳い文句のとおり、通常のシードルを甘みを大胆に控えたキリッと引き締めた味わいに仕上げてあります。
清涼感あるきりっとした味わいの中にリンゴ本来が持つやさしい甘みが共存し、ビールというよりは「シャンパン」に近い、芳醇なりんごの香りとスパークリング感があります。

ビールのように食事との相性も良さそうなので、是非試してみてください。
|09:57:11|ワイン | comment(0) | trackback(0)
ルイ・ジャド ボーヌ・グラーヴ プリミエ・クリュ1997
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先日行ったワイン会で特に印象的だったワイン。
ルイ・ジャドのボーヌ・グラーヴ プリミエ・クリュ1997。
ルイ・ジャド社の本居でもあるボーヌにはクロ・デ・ズルシュルなど自己所有する素晴らしい畑がたくさんありますが、これはブドウを買い付けたネゴシアンもの。
グラーヴは1級畑の中でも最大の広さで、味わいは強さやメリハリよりも比較的柔らかな味わいと言われる区画です。
さらに1997年のブルゴーニュは雨が多く、厳しい評価のヴィンテージです。
天候の良い年のように長期熟成が可能な構造のしっかりとしたワインではなく、軽い仕上がりの早飲みタイプになってしまったワインが多い年でした。
それらの点からあまり期待できるワインではありませんでしたが、実際飲んでみると期待を大きく裏切る素晴らしい味わいで、前回のボンヌ・マール同様、ルイ・ジャドの類まれな素晴らしさに驚かされた日でした。

この時のワイン会で開けた他のワインが、01年のシャンベルタンを除き比較的若いものが多かったので、最も熟成感が進んでいたのは当然のことですが、驚いたのは若々しさが充分残っていたことです。
粘性もしっかりとしていて、果実味も衰えてなく、どう見ても十年前後の熟成感に感じました。
確かに香りには腐葉土やなめし革の熟成香が感じられますが、その中にまったく衰えてない黒果実系のアロマがしっかりと感じられました。
余韻も比較的長く、まだ数年は飲み頃が続く印象を受けました。

これこそがジャック・ラルディエールの真骨頂であり、ブドウが持つ潜在力を最大限に引き出す醸造技術なのでしょう。
若い頃は香りが閉じ気味で、味わいも硬い印象が多く、そのことから多くのワイン初心者に地味な印象を持たれてしまうルイ・ジャドのワインですが、実はごく一部の生産者だけが可能な、ヴィンテージに左右されることなく、長期にわたり熟成し続けるワインに仕上げることが出来るのでしょう。

この日のワイン会では、ワインの持つ潜在力を理解する上で、多くの新たな経験をすることができました。
他のワインも近いうちに書くつもりです。
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|09:43:44|ワイン | comment(0) | trackback(0)
ジュブレイ・シャンベルタン・アン・シャン2010 ドメーヌ・ドニ・モルテ
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ジャドのボンヌ・マールの次の日に、これも残りを頂いたジュブレイ・シャンベルタン・アン・シャン2010 ドメーヌ・ドニ・モルテ。
ボンヌ・マールがグラン・クリュ(特級)でこちらは村名クラスと比較するのは間違っているのかもしれませんが、このワインも近年非常に評価が高く、ボンヌ・マールの3分の1程度ですが価格も高価なので、造りの違いとして興味深いので比較してみました。

1993年、ドニ・モルテ氏が父、シャルル・モルテ氏から畑を受け継ぎ、誕生したのが「ドメーヌ・ドニ・モルテ」。
「ブルゴーニュの天才」と高く評価され、一躍トップの造り手たちの仲間入りを果たします。 「ル・クラスマン」では、ロマネ・コンティ、ルロワと並び、3つ星生産者の常連として名を連ね、 後のブルゴーニュワインの一角を担う存在として期待されてきました。
しかし2006年、ドメーヌ・ドニ・モルテは、ドニ氏の突然の死去という不幸に見舞われます。
天才と言われた彼の死は、ブルゴーニュのワイン関係者や愛好家に大きな衝撃を与えましたが、当時はまだ20代後半だった息子のアルノー氏がドメーヌを受け継ぎました。
彼は1997年からドメーヌを手伝い始め、その後もメオ=カミュゼやルフレーヴ、 さらにオーストラリアなどで研修を積んでおり、その実力は偉大なる父を超える程とも言われています。
現在は、母ローランス女史、祖父シャルル氏と共に、丁寧な畑仕事で化学肥料などは用いない有機栽培など、シャルル氏の代から受け継がれる、独自のこだわりを持ったワイン造りを行っているようです。

アンシャンの畑はジュヴレ村の北側、フィサン村に接し、すぐ隣が人気の一級畑シャンポーという好立地。
石灰石がごろごろと転がる緩やかな斜面。樹齢は約70年の古木で、村名区画ながら1級に匹敵するポテンシャルという評価を受けています。
スタンダードなジュヴレは40%の新樽であるのに対しアンシャンは60%。充実した果実味があるようです。
「あまり強すぎるワインよりも、ブドウのポテンシャルを最大限に引き出しつつ、エレガントでテロワールに忠実なワインを造りたい」とアルノー氏が言うように、ブドウの良さがきちんと表現された、繊細かつ優雅で凝縮感に溢れると一般に評価されるワインは、年々評価が上がるばかりで、父・ドニ氏が亡き後も、ジュヴレ・シャンベルタンのスターとしての名声と地位を維持し続けており、常に品薄状態が続いていて、価格も年々うなぎ上りの状況です。

実際のワインは、村名ワインとしては粘性も凝縮感もある程度しっかりしていて、少し若いですが香りは充分開いていました。
2010年が非常に素晴らしい仕上がりのヴィンテージだったので、良年らしい甘い香りが広がります。
香りは独特なハーブや八角のオリエンタルな芳香とチャーミングな赤果実系。樽の香りがかなり前面に出ています。
酸味、タンニンともにとても柔らかで、エレガントな雰囲気。

グラン・クリュのボンヌ・マールと比較するのは酷ですが、香りの広がり、構造の強さ、そして特に余韻には歴然とした違いがありました。
何よりも独特のハーブ系の香りと柔らかなボディに対し強すぎる樽香は、本来の葡萄が持つテロワールから由来するものではなく、後付けされた感じが拭えません。
同じくジュブレイで最近特に人気のあるドメーヌ・フーリエにも共通することですが、スタイリッシュで洗練されたワインを求める市場に原因があるのか、女性に例えると化粧やドレスアップは上手くても、それが人格に伴っていないように見えてしまうのは僕だけなのでしょうか。
しかし、これこそが精神性や知性よりも外見を重視するという、今の時代に合っているのは確かなのでしょう。

本質を重視するのが本物と言われた時代は既に失われ、左脳が支配する短略的な頭で考えるような人気の度合いや大衆の評価だけが支配する時代になってしまったのも間違いないようです。
ルイ・ジャドのジャック・ラルディエールのように、本質を追求する生産者が増えることを期待するのはもはや無意味なことは知っていましたが、専門家と言われる人たちがこのような安易なレベルへの方向性を与えてることに、強い違和感を感じています。
|09:58:59|ワイン | comment(0) | trackback(0)
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